札幌ってどんな町? 中央区編
こんにちは。
『一人暮らし女の気楽な日常』のJunconです。
札幌というと道外出身者の方にとってはどのような印象があるのでしょうか?
①食べ物が美味しい
②空気がきれい
③標準語に近い
④北の国からのような自然豊かな場所
⑤寒い
⑥人が親切
⑦すすきの歓楽街
など、色々な印象があると思います。
そこで今回は道産子であるわたしから見た「札幌の町 中央区編」と題して札幌市中央区はどんな町なのかをご紹介したいと思います。
目次
■大通公園
■時計台
■オフィス街
■ショッピングについて
■地下歩行空間
■住所が分かりやすい
■大通公園が作られた理由
■交通が不便な場所もある
■家賃相場
■すすきの
■グロサリーは高め
■一番都会
■便利な部分と不便な部分が混在
大通公園
雪まつり会場で有名な大通公園があるのは札幌市中央区です。
その大通公園についてご紹介します。
さっぽろ雪まつり会場
雪まつりは今年2020年で71回目を迎えました。
21世紀以降は縮小した形の雪まつりになりましたが今でも海外から多くの方が来ています。
しかしコロナウィルスの影響で2021年は開催されるかどうかは分かりませんね。
テレビ塔がある
大通公園一丁目にはテレビ塔があります。テレビ塔(正式名称は札幌タワー)を皮切りに住所が1丁目、2丁目、3丁目・・・となっています。
大通り公園はテレビ塔がある一丁目を皮切りに12丁目まであります。つまり12ブロックあることになります。1丁目から12丁目まで約1.5Kmほどあると言われています。
ブロックによって雰囲気が違う
ブロックによっては噴水があったり(夏は涼しいけど冬は凍るので噴水は中止)、木々がたくさんあるブロックや、ステージがあるブロック、遊具や砂場があったりなど、1ブロックずつ様変わりする光景がとても素敵な公園です。
遊具や砂場のある公園にはお子様連れのご家族が多く見られます。
花壇がきれい
雪が解けて春になると公園の芝生に花壇が植えられます。その光景はとてもきれいで鮮やかで、花壇を見ながら休憩していると心がほっとしますよ。
昼休みの場所として
オフィス街にあるということもあり夏の昼休み時間にはランチを公園のベンチで食べにくるサラリーマン&ウーマンが数多く集まります。
またお子様を連れたママ友達が芝生の上にシートを敷いて寛いでいる人たちも多くいます。
ビアガーデン
期間限定ですが夏のイベントであるビアガーデンがあるのもこの大通り公園です。ビアガーデンは大通公園5丁目から11丁目で開催されています。
ブロック毎で販売しているビールのメーカーや食べ物が異なるのでブロック毎に個性があります。ですのでビール好きの方にとっては毎回違うブロックで飲むのも楽しみの一つになっています。
ただ残念なのは2020年はコロナ禍により中止が決定しました。
オータムフェスト
秋になるとオータムフェストが開催されます。
オータムフェストは北海道のグルメが大通公園に集結し多くの屋台が連なり、海外からも市外からもまた道民も旬を味わえる賑やかな催しものです。
おすすめのお店は「行列」のある屋台です。行列があるということはそれだけ「人気」があり「美味しい」ということになります。
時計台
時計台があるのも中央区です。
時計台=大自然・・・ではない
時計台は「日本の三代がっかり名所」と言われている中の一つに選ばれています。
確かに時計台が建っている場所は大自然の中ではなくビルに挟まれてポツンとひっそり存在している感があり、初めて見た方の中には驚かれる方も多くいます。
時計台=大自然・・・ではありません。
館内の雰囲気は理想通り素敵
しかし周りの雰囲気とは違って館内に入るとそこは時代が戻ったかのような温かみのある雰囲気なのでかなり満足されること間違いないでしょう!
大自然の中にはありませんが、大自然の中にあるかのような時代を遡った雰囲気がありますよ。
ビル街にひっそり佇んでいますが、時計台は札幌にはなくてはならない存在だと感じています。
観覧料金は大人200円、団体は180円、小中高生は無料です。入館は17時まで。(2020年現在)
オフィス街
中央区はオフィス街です。
札幌は小さな町なので「オフィス街」と呼べるのは中央区のみになります。
大通公園を皮切りに南と北そして西と東にビルが立ち並んでいます。ビルは大通公園周辺と思っていただいてもいいでしょう。すすきの駅から大通り駅そしてさっぽろ駅までという感じです。
ショッピングについて
中央区にはデパートなどのビルやお店が数多くあります。
デパート札幌駅
上の写真はさっぽろ駅にある「大丸」です。
その右に見える大きなビルは「JRタワー」です。
JRタワーの前に見えるのが「エスタ」でエスタの中には「ビックカメラ」や「Loft」があります。
デパート大通駅
大通公園の方には「三越」「丸井今井」「パルコ」「4丁目プラザ」など、他にも数多くのデパートがひしめき合っています。
デパートがあるのはさっぽろ駅または大通駅だけだとショッピングがお好きな方にすると少々物足りないと思われるかもしれませんが、まったく飽きがこないほど多くのデパートがあります。
ショッピングモールは中央区以外のあらゆる場所にあるので十分にショッピングは楽しめますよ。
地下街
地下街があるのも中央区です。
大通駅には「オーロラタウン」と「ポールタウン」と呼ばれる地下街があります。ポールタウンは大通駅からすすきのに向かって作られています。衣類や食べ物また小物などが売ってます。
札幌駅には「大丸デパート」の下に地下街があり、そこにも喫茶店やマッサージ店、衣類、食べ物、小物などのお店が数多く並んでいます。
地下歩行空間
大通駅から札幌駅には「地下歩行空間」が通っています。
地下歩行空間はさっぽろ駅と大通り駅をつなぐ地下空間(歩行者専用道路)です。
距離と時間
距離(区間)は520mとされています。
オープン時間は5:45~24:30となり、時間外は入ることができません。
出店
地下歩行空間の左右には出店が多くあり、北海道の食材を使った食べ物、民族風の衣類などが販売されていたり、パン屋、バーガー店、コーヒーショップなどが立ち並んでいます。
休憩場所としてテーブルとイスのある空間もあるので待ち合わせなどにも便利です。
冬に重宝される
特に冬の間は外は寒いので、大通から札幌駅に向かうときは地下を通った方が暖かくて便利です。また雨の降っている日にも便利ですよ。
ただ札幌の夏は気候が良いので夏場は地下を歩くより外を歩くのもいいですよ!
住所が分かりやすい
大通公園から東西南北と区分されています。
住所の区分
大通公園は北と南の間にあります。
この大通公園から向かって右側から「札幌市中央区北○○条」という住所になり、向かって左側から「札幌市中央区南〇〇条」となります。
またテレビ塔のある場所から東に向かって「東1丁目」となり、テレビ塔から西に向かって「西1丁目」となります。
つまり、テレビ塔から南に1ブロック、西に4ブロック行くと、住所は「札幌市中央区南1条西4丁目」という住所になります。
またテレビ塔から北に5ブロック、東に3ブロック行くと、住所は「札幌市中央区北5条東3丁目」となります。
他の区は菊水〇〇丁目や東苗穂〇〇丁目など分かりずらい住所がある中、中央区だけは南に1ブロック行くと南1条、北に3ブロック行くと北3条など、分かりやすい住所になっています。
途中から区が変わる
分かりやすいブロック分けの住所になっていますが、途中から中央区ではなく東区になったり北区になったり南区になった西区また白石区など、違う区になっています。
分かりやすい住所のようで途中から区が変わるので札幌市民としてもどこからどこまでが中央区でどこからが東区なのか西区なのか、と悩ましいところがあります。
大通公園が作られた理由
大通公園は1869年に開拓が開始されたといわれています。
火防戦のため
小学校の頃に学んだことですが、大通公園は火防戦のために作られたと教えられました。
万が一風が強く大火災でが北から来てもこの大通公園の広さによって南に火災が移ることを防御する、という意味でこの広さがあると教えられました。
ただしわたしが子供の頃には公園の木々はさほど大木ではなかったのですが、何十年も経過した最近では木々は大きく育ち葉は青々といっぱいになっているので、風の強さによっては燃え移ってしまうのでは?と思うこともあります。
しかし昔は野原が多かった時代ですが、現代はビルばかりあるのでその心配もないでしょう。
ビル街に緑
ビルがここ狭しとひしめき合っている中に緑豊かな大きな公園があるのは札幌市中央区ならではといえるでしょう。ここで一休憩すると仕事のストレスが和らぎますよ。
交通が不便な場所もある
地下鉄が使えない場所
中央区といっても広いので地下鉄沿線ではない場所もあります。その場合の公共交通機関は市電やバスを使って移動するしかありません。
市電やバスは夏はさほど苦になりませんが冬は寒く吹雪の日は遅延することもあるので、地下鉄沿線ではない場所では「寒い中で長時間待つこともある」という覚悟が必要です。
中央区の端
中央区でも街中周辺の場合は交通機関も便利で、他の区や市外に行くにも不便を感じることは少ないでしょう。
しかし中央区といっても中央区の端っこ、例えば南区に近い中央区は交通機関が大変不便です。バスや市電を使うことになりますが、その停留所まで距離があることもしばしばです。
距離があっても夏は苦になりませんが冬や春は雪で足元が悪くなるため、通常5分で行ける場所が7分かかったりと時間配分が変わります。
北海道生まれの北海道育ちである道産子にとっては寒さや足場の悪さは当たり前で慣れていますが、雪や寒さになれていない道外の方には辛いものがあると思います。
札幌に移り住む方で中央区をお選びになる際は、中央区ならどこでも便利だとは限らないので地理的な部分を調べておくことをおすすめします。
家賃相場
他の区とほとんど変わらない
東京の家賃相場は銀座は高い、赤坂は高い、新宿は高い、また江戸川区は安め、江東区も安め、また23区外など区によって家賃の相場がかなり異なると思いますが、札幌の場合は中央区(札幌の中心部)だからといって家賃が高くなるということはほとんど考えられません。
札幌の家賃相場は地下鉄駅付近が高めになる、また寒さに強い鉄筋コンクリートのアパートは木造より高い、と思っていいと思います。
中央区でもバスを使う場所、市電を使う場所、地下鉄駅から遠い場所(徒歩15分)などは家賃が安くなります。これは東区や北区など他の区も同様です。
※詳細は不動産でお尋ねください。
すすきの
歓楽街
歓楽街で有名なすすきのは中央区にあります。地下鉄駅でいうと「すすきの駅」です。
居酒屋が多くあるので美味しいものを食べ歩きたい方は食べ道楽として楽しめます。
グロサリーは高め
ショッピンセンターが少ない
大通駅やさっぽろ駅にはショッピングセンターはありませんが、ある程度街中から離れた所の中央区にならショッピングセンターがあります。
そのため中食主体の食料品・生活雑貨・日用品などのグロサリーを街中でお買い物をする場合はデパ地下で購入することになるのでお値段も高めになります。
高めにはなりますがその分、質の良いものも多く手に入ります。ショッピングセンターでは見かけない珍しい海外品も手に入ります。
一番都会
中央区はオフィス街でもありまたデパートなども数多くあるので他の地区と比べるとやはり一番都会の雰囲気があります。
地下鉄駅周辺には多くのコンビニがありますし、若者も多く、活気があり賑やかです。
賑やかな地区は中央区以外にもありますが、やはり中央区が一番垢抜けした雰囲気があります。
便利な部分と不便な部分が混在
便利な部分
地下鉄沿線の場合は他の地区や市外など、どこに行くにも便利な場所といえます。また街中近くはデパートも多くショッピングが楽しめます。
オフィス街に勤務されている方は通勤が楽です。
不便な部分
中央区でも地下鉄沿線ではない場所は交通が不便です。またショッピングセンターが近くにない場合はグロサリーの価格が高くなることもあります。
最後に
外国から来た方の中には(英会話教師など)、オフィス街に勤務して中央区の地下鉄沿線以外の場所に住む方が多くいます。地下鉄沿線外は家賃が安めで、しかも勤務先に近いから便利なのだと思います。
そのような方の多くは足として自転車を使っている方が多くいます。理由は交通費がかからないことと、グロサリーが安いお店など遠くに買い物も行けるので便利なのでしょう。
ただ冬場は雪で滑りますし寒いので自転車の使用はおすすめしません。事故に遭う確率が高く大変危険です。実際に雪道で転んでいる方を多く見てきました。たまたま車が通ってないので事故になりませんでしたが、車が来ていたら轢かれていたでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません