2021年札幌の最近の怖いニュースの一つ『熊出没』

札幌情報番外編

こんにちは。
『一人暮らし女の気楽な日常』のJunconです。

最近ネットでよく見かける『熊出没』のニュース、ご存じの方は多いと思います。

特に日本中で話題になった『熊出没』ニュースは、2021年6月18日に札幌の住宅街である東区に早朝一匹の熊が現れて、通勤通学の時間に道路や歩道を我が物顔で走っていたニュースです。

この時の被害者は4人、中には噛まれてしまい大怪我を覆ってしまった男性もいました。

その熊が走り回って被害者を出した東区は、管理人であるわたしが普段買い物やスポーツジムに行く時に使っている道で、正にわたしのテリトリーだったのです。

ですので、ニュースを知ってとても怖くなりました。

日常が日常ではなくなってしまいました。

そしてまた最近、札幌の手稲区や中央区に熊の出没情報が出ました。

しかもその熊はまだ捕まっていません。

そこで今日は2021年前後の札幌市内の『熊出没』情報の変化についてご紹介したいと思います。

 

札幌市東区とは

この画像は熊が出没した場所を上から現したものです。

見ていただくとお分かりだと思いますが、住宅が密集していますよね。

つまり熊が出没した東区は家が密集する住宅街で、学校もコンビニもビルも地下鉄駅も、普通に連なっている地区です。

東区は住宅街もありますが、丘珠(おかだま)駐屯地に行くにつれて住宅は少なくなり、人気もなくなります。

しかし熊が通勤通学時間に現れたのは、ゴミ出しや通勤する時間で大勢の人が居る住宅街でした。

 

あわやショッピングセンターに

まだショッピングセンターが開店する前の7時半頃、元町駅から10分ほど、新道東駅から1分ほどのイオンショッピングセンターの自動ドアの前にその熊が現れたときの画像です。

恐ろしいですね~。

中を覗いてますよ!

開店後だったら、もしかすると自動ドアから店内に入って暴れまわり、店内をメチャクチャにして、もっと大勢の人を襲っていたかもしれませんね・・・考えるだけでもゾっとします。

何度も言いますが、ここは山が近い田舎町ではありません。

学校も病院も居酒屋も回転寿司店もある、普通の住宅街です。

この光景はあってはならない光景なんです。

 

2020年までの東区

2020年までの東区は、よくエゾシカが目撃されました。

特に住宅街から外れた丘珠駐屯地近辺で目撃されることが多くありました。

夜に車を走らせていると道路に突如として鹿が現れて車と衝突したり、日中でも丘珠空港で目撃されて飛行機の発着に影響が出ることもありました。

エゾシカの場合は熊のように命の危険が及ぶことはほとんどありません。

そのためある意味で東区で鹿が目撃されても、さほど恐怖に覚えることはありませんでした。

 

2020年までの札幌市内の熊情報

北海道で有名な『熊出没注意』のこのマークは、観光としても有名なマークになっていました。

このマークを入れた食品やステッカーが売れて、北海道の一つのお土産として人気がありました。

そしてこのマークがあるのはほとんどが市街地で山道に多くありました。

南区の奥地での目撃情報

南区の奥地(山付近)で熊が昼間から一軒家の庭を堂々と歩いているということもありました。

南区の奥地は山付近ということもあり、正直言って熊が出ても不思議ではない場所にあります。

ただ、山があるといっても熊が昼間から一軒家の庭や道路を歩き回るということ事態が普通ではありません。

住宅街での目撃情報

札幌の住宅街で夜、熊が歩いているのをタクシーの運転手が目撃したことがありました。

ドライブレコーダーに録画されていて、運転手は驚きのあまりゆっくりとバックしてその場を立ち去りました。

この出来事は札幌市民にとても衝撃を与えたニュースとなりました。

理由は、目撃された場所は山付近ではなく、普通に住宅街だったからです。

熊のあの大きな巨体が誰にも目撃されることなく住宅街に現れたということは、当時ではとても不思議且つ衝撃的な出来事でした。

その熊は駆除されることなく、いつの間にか目撃されなくなりました。

 

2021年の札幌市内の熊情報

住宅街の中道、車が走り家の前には自転車や車が駐車している、その前に大きな熊が歩いている。

これは加工画像ではありません、が加工したように見えるほどあり得ない状況です。

中央区に熊情報の後ぞくぞくと

札幌市中央区の「旭山記念館公園」で熊のフンが発見されています。

その後は、手稲区でも目撃情報があります。

そして本日8月18日は西区で民家の庭先で目撃されています。

目撃された熊が同じ熊かどうかは定かではありませんが、移動している可能性もあります。

 

何のために市内に来たのか

東区の丘珠駐屯地付近で駆除された熊は、半月ほど前から市内に迷い込んだと言われいます。

この熊は雄でまだ若く、お嫁さん争いでは先輩熊に勝ち目がないと思い市内に迷い込んだと思われています。

その証拠に駆除後に胃の中を調べても何もなかったらしく、食べ物を求めて来たのであれば何かしらの食物が胃の中に残っていても不思議ではないはず、という見解を示しています。

人間の住む場所に迷い込み、帰り道が分からなくなった可能性があるということでしょうね。

 

市内で熊に遭遇したときの対処法

市内で熊に遭遇した時の対処法として、今現在では「これ」と言ったものはありません。

山の中では「鈴」など音がするものは熊が驚いて逃げていく可能性があるので効果的かもしれませんが、住宅街では車の走る音、人の話し声など、騒音があるので「鈴」くらいでは逃げないでしょう。

熊よけスプレー

最近の北海道ではホームセンターで「熊対策グッズ」が多く販売されているようです。

その中でも注目なのが「熊よけスプレー」です。

熊よけスプレーは唐辛子エキスで出来ているといわれていて、人に掛けると失明する可能性があるほど強力なスプレーといえます。

しかし、熊に向かってスプレーするので、熊が近くに寄ってからではないと効果がありません。

熊が襲ってきたその時にスプレーが使えるかというと、いつも片手に持ってスプレーできる準備をしておかないと、いざという時に使えない可能性があると思います。

ともえ投げ

熊を「ともえ投げ」で撃退したという話は時々耳にします。

相手がどんなに大きくても「ともえ投げ」はタイミングで投げるから体重は関係ないとか?

柔道のことはよく分からないので解説でできませんが、ともえ投げは経験が必要でしょう。

奇声をあげない

今回東区で襲われた方の中に、熊が突然現れて驚き奇声をあげたら襲われた、という話をした方がいました。

正直言って奇声を出したくなるのが本当でしょう、驚きますからね!

しかしその方の経験談から考えさせていただくと、奇声を出すことで熊も一層驚き攻撃に至った可能性があるので、できるなら奇声を出さない方がいいと思います。本当にもしできるなら・・・。

 

いつ熊と遭遇してもおかしくない時代

まるで加工画像のように見えるこの風景ですが、本当にあり得ない状況でした。

そして中央区の旭山記念館公園や宮の沢、そして西区で目撃情報があった熊は今現在も捕まっていません。

札幌は200万人近い都市なのですが、2021年はその住宅街に熊出没情報が頻繁に起こるようになりました。

その為いつどこで熊に遭遇しても可笑しくない時代に突入したといっても過言ではないでしょう。

野生動物が人間の住んでいる地域に迷い込む可能性が多くなってきた時代なので、自然が多い地域に住むということはでは野生動物と遭遇する覚悟が必要だと思います。

 

札幌情報番外編

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