北海道でアパートを借りるときの7つのポイント

部屋を選ぶときのポイント

こんにちは。
店長のアマミです。

現在北海道に住んでいます。
北海道生まれ、北海道育ちの道産子です。

東京には11年住んでいたことがありますが、北海道とはかなり環境が違いますね。

そこで今回は北海道育ちのブログ筆者である私が経験した「北海道でアパートを借りるときのポイント」をご紹介したいと思います。

南西がおすすめ

窓の向き

北海道は誰もがご存じのように”とても寒い”です。
冬は雪が多く(函館は少ないけど寒い)、カラダも部屋も冷える印象がありますよね。

そこでおすすめなのは南向き、または南西のお部屋です。

大阪は西向きは暑い!?

大阪には住んだことがないのですが、大阪出身の友人が教えてくれました。
「大阪では西日が入る部屋は考えられない。夏は西日が暑いから」と。
この友人は北海道で南西向きのマンションに住んでいます。

しかし北海道は冬が寒いため、西日の入る部屋は暖かくおすすめです。
ただ西日だけではあまり暖かくありません。
できれば南向き、または南西のお部屋が理想です。

夏に西日が入っても、湿気が関西関東より少ないためさほど苦しくありません。
逆に北海道は冬が長い、ということを覚えておきましょう。

 

木造は寒い

木造アパート

北海道で木造のアパートを借りる際は、冬はかなり寒いことを覚えておきましょう。
灯油ストーブの場合は一日中点けっぱなし、ということもあります。
夜中にトイレなどで目が覚めた場合、ストーブが点いていないと部屋がかなり冷えています。

他にも朝がとても寒いです。
タイマーを掛けて部屋を暖かくしてから起きた方がいいですよ。

木造は温まるのが遅い

タイマーを掛けていないこともありますよね。
その場合は、木造は温まるまでにかなりの時間が掛かります。

学校から、仕事から、帰ってくる時間を逆算してタイマーを掛けておくことをおすすめします。

 

おすすめは鉄筋鉄骨

木造以外で造られたアパートがおすすめです。

●S造(Steel)鉄骨造
●RC造(Reinforced Concrete)鉄筋コンクリート造
●SRC造(Steel Reinforced Concrete)鉄筋鉄骨コンクリート造

と表記があります。

鉄骨造は木造よりはちょっと暖かい。
鉄筋鉄骨コンクリート造は朝にタイマーを掛けなくてもさほど寒くありません。
鉄筋コンクリートも同様に朝にタイマーを掛けなくてもさほど寒くありません。

 

できればガスストーブより灯油

みなさまもご存じのとおり、ガスより灯油の方が安いですよね。
北海道はなんといってもストーブを付けている時間が長いです。

関東関西また九州のように「こたつだけで間に合わせる」というわけにはいきません。
関東関西でも灯油ストーブをお使いになっている一軒家もありますが、小さいですよね。

そんな小さなストーブでは北海道の部屋は暖まりません。
ですので、できればガスより灯油ストーブのアパートがおすすめです。

都市ガスとプロパンガス

ガスというと都市ガスが安いですよね。
しかし、ときにはプロパンガスでも安い会社もあります。

プロパンガスの場合は会社によってガス代が異なり、会社によっては倍になるときもあります。
私がその経験者です。

ストーブを余り点けずに節約しても、お風呂も節約しても、毎月ガス代が3万掛かってました。
しかし引っ越した後、同じようにガスを節約しながら使っていても一月1万3千円ほどでした。

プロパンガスの場合は引っ越して使ってみないと高いかどうかが分かりません。
ですので、できれば都市ガスがおすすめです。

 

ストーブの位置

北海道のアパートは一部屋でも二部屋でも、ストーブが一つしか設置されてないことがあります。
中にはストーブは自分で購入、というアパートもあるので注意しましょう。

ストーブの向き

2部屋の場合、ストーブの向きがもう一つの部屋に向いてない場合は暖まりが遅いです。
ストーブがもう一つの部屋に向いている場合は、温風がもう一つの部屋にも流れます。

ストーブの位置がどこにあるかで、部屋の温まる時間が変わります。
その分、光熱費にも差が出てきます。

しかし、ストーブの向きが部屋全体を暖められる位置に必ずしもないことも現実です。
ですので、ストーブの位置を考慮の上、借りる必要があります。

 

北海道は二重窓

北海道は窓が二重になっています。
寒いですからね、二重じゃないと部屋に冷気が入ってきます。

窓の結露

二重窓でも窓に結露が出てきます。
部屋の温度と外の温度の差により窓に汗がかいている状態です。

私の経験から、木造アパートの場合はこの結露が少ないように思います。
外気が入りやすい木造は室内が寒いため、温度差により結露が発生しにくいように思います。

しかし鉄骨鉄筋の場合は、外気と室内の温度差が大きく結露が発生しやすいと思います。
そのため、窓の桟(サン)が結露で汚れ掃除が大変です。

 

一階は寒い

北海道でアパートを借りる際に考慮していただきたいことに階数があります。
一階
二階
三階・・・

冬は床が冷たい

北海道で何よりも考慮したいのは「冬」です。
雪が積もるため、一階は床が寒いです。

絨毯を敷いても、一階は二階三階より寒いです。
足元が冷えます。
暖房費もかかります。

ワラジ虫

北海道は基本的に「ゴキブリ」はアパートには出ないでしょう。
ビルのように一日中暖かくしている建物には小さなゴキは存在します。

しかし、関東などで見る大きなゴキはアパートにはいません。
冬場は寒くて生存できないのが原因といわれています。

しかし、古い木造アパートでは「ワラジ虫」が多くいます。
なぜでしょう?

北海道はわらじ虫が出ます。
特に一階には出現率が高く、二階では低くなり、階層が高くなるにつれて低くなります。

虫嫌いの方は一階はおすすめできません。

 

北海道は関東に2か月遅れ

えっ?
関東より2か月遅れって何?

と思われることと思います。

例えば桜の開花です。
関東は3月、北海道は4月末から5月上旬です。

花粉も同じです。
雪が完全に解けてから花粉の時期がくるので5~6月頃がピークです。

トンボや蝶々の飛ぶ時期も同じです。
関東より遅いのでズレがあります。

北海道は梅雨がない?

以前は北海道には梅雨時期がない、といわれてきました。
しかし最近はそうではありません。

温暖化が原因でしょう。

一日中雨が降りっぱなしのことがあります(10年前はこんなことは考えられませんでした)
台風のない北海道といわれてきましたが、今は台風も起こります。

 

まとめ

経験談

今回は北海道でアパートを借りるときのポイントとして7つ紹介させていただきました。
これは私の経験談に基づいてポイントなので、参考にしていただければと思います。

ポイントとしては
■南西がおすすめ
■木造は寒い
■おすすめは鉄筋鉄骨
■できればガスストーブより灯油
■ストーブの位置
■北海道は二重窓
■一階は冷たい
を挙げさせていただきました。

北海道でアパートを借りるときは「冬」を考慮していただきたいと思います。
北海道の冬は11月~4月と6か月あります、一年の半分ですね。
夏は2か月くらいです。

そのため冬のことを考えて部屋の向き、建物の構造、ガスか灯油か、ストーブの位置、階数を決めていただきたいと思います。